インキュベーションセッション

今回は、WISSで初の試みとして、「インキュベーションセッション」というものを予定しています。これは、いくつかの研究を、研究者の観点ではなく、事業者の観点から見て、「これを事業化して、世の中に広めるとしたら？　広がる可能性は？　ビジネスモデルは？」という議論をしてみようというものです。

今回、WISSでは特別に、経営者、事業開発関係者の方々をゲストとして呼んでいます。研究者の方に、研究内容を簡単に紹介してもらった上で、各研究者とこれらのゲストを中心に、事業化の観点で議論をします。是非、会場からも皆さん、新しい視点で参加してください。

• 日時：2012年12月6日（木）21:30〜22:30

• 古関 義幸　NECビッグローブ（株）　代表取締役執行役員社長
• 中嶋 文彦　(株）電通　コミュニケーション・デザイン・センター　次世代コミュニケーション開発部 部長 事業開発ディレクター
• 萩原 高行　（株）シーエーシー取締役兼執行役員ソーシャルICT本部長 / きざしカンパニー(kizasi.jp)社長
• 牧野 兼史　フェンリル株式会社　取締役最高経営責任者
• 松原 健二　ジンガジャパン代表取締役社長CEO
• 矢島 英明　モバイル・インターネットキャピタル（株）エグゼクティブディレクター
• テーマごと（2、3個を予定）に、討議対象の研究担当者（各1〜2名）が登壇

司会： 神場 知成　NECビッグローブ(株）新事業開発本部長 / 筑波大学客員教授

1981年、カリフォルニア大学ロサンゼルス校, M.S. in Computer Science修了。 1987年、スタンフォード大学コンピュータサイエンス学科、客員研究員。 1993年、東京工業大学より、博士（工学）。 日本電気株式会社C&Cメディア研究所 研究部長などを経て、2000年、ビッグローブ事業に参画。 2006年、NECビッグローブ株式会社執行役員パーソナル事業部長。2011年より現職。 WISS99 運営委員長。

1971年生まれ。電通で約10年広告業務を経験。アイ・エム・ジェイでネットマーケティング事業、 ツタヤのTポイントECモールを起案/事業化を行う。電通に再入社し、クライアントのサービス開発、電通の自主事業を担当。ベンチャー企業と位置情報ビジネスやCRM事業等を推進中。 総合広告会社とベンチャー企業の強みを合わせた事業開発を実践中。モバイル広告大賞、 グッドデザイン賞など受賞。

1966年創業の日本最古の独立系SI/SO/BPO事業者の株式会社シーエーシー取締役兼執 行役員ソーシャルICT本部長。1984年に新卒で入社し、人工知能関連等研究室従事と 並行して複数のオープン系プロジェクトに関与。山之内製薬ダウンサイジングプロ ジェクト(94年〜、MS表彰対象)、住友信託銀行向けに.netによる年金管理システムプ ロジェクト(〜04年)でPM兼アーキテクトを担当し04年に取締 役就任。複数のビジネス開発も担当、きざしカンパニー社長兼任。現在の関心はソー シャル関連サービスによる就労構造の変革。

2001年バリュークリックジャパン株式会社入社、2003年同社メディア企画部部長。 当時WebブラウザのSleipnirを個人で開発していた柏木（現・フェンリル社長 最高ブランド責任者）と知り合い、2005年6月にフェンリル株式会社を設立、取締役就任。2011年より同社最高経営責任者

1986年東京大学工学系大学院修了。1997年MITスローンスクール修了。 日立製作所、日本オラクルを経て、2001年にコーエー（現コーエーテクモホールディ ングス）入社。2007年代表取締役社長に就任。2011年より現職。

（株）NTTデータにて官公庁およびマレーシア政府向け大規模システムの開発にSEとして従事した後、Webアプリケーションパッケージ製品の海外展開を主導。その後外資系戦略コンサルティングファームおよび外資系投資銀行IT/通信投資チームを経て、2008年12月にモバイル・インターネットキャピタル（株）入社。2010年6月より現職。東京大学大学院工学系研究科修士課程修了、米マサチューセッツ工科大学（MIT）MBA。 中小企業診断士。