Contents
- 第18回インタラクティブシステムとソフトウェアに関するワークショップ
- 18th Workshop on Interactive Systems and Software (WISS 2010)
- WISS 2010での三大改革
- 応募種別
- 表彰
- 注意
- スケジュール
- 問い合わせ
WISS2010
第18回インタラクティブシステムとソフトウェアに関するワークショップ
18th Workshop on Interactive Systems and Software (WISS 2010)
- 主催
- 日本ソフトウェア科学会 インタラクティブシステムとソフトウェア研究会
- 協賛学会(五十音順)
- 画像電子学会ビジュアルコンピューティング研究会(予定)
計測自動制御学会システムインテグレーション部門
情報処理学会エンタテインメントコンピューティング研究会(予定)
情報処理学会音楽情報科学研究会
情報処理学会音声言語情報処理研究会
情報処理学会グラフィクスとCAD研究会(予定)
情報処理学会ヒューマンコンピュータインタラクション研究会
情報処理学会プログラミング研究会
情報処理学会ユビキタスコンピューティングシステム研究会
電子情報通信学会ヒューマンコミュニケーショングループ
日本バーチャルリアリティ学会
ヒューマンインタフェース学会 - 協賛企業
- ソネットエンタテインメント株式会社
- 日時
- 2010年12月1日(水)〜3日(金)
- 場所
- 福島県耶麻郡北塩原村 裏磐梯ロイヤルホテル - 会場に関する情報
WISSは,2泊3日の泊り込み形式で,インタラクティブシステムにおける未来を切り拓くような新しいアイディア・技術を議論するワークショップです.この分野において国内でもっともアクティブな会議のひとつであり,例年170名以上の参加者が朝から深夜まで活発で意義深い情報交換を行なっています.
第18回となるWISS 2010は裏磐梯で開催しました。WISS 2010では、WISSが単なるカンファレンスではなく議論が盛んな「ワークショップ」であるという原点に立ち戻り、
- [改革1] 「未来ビジョン」を書くことを必須とします。
- [改革2] 評価実験は査読の対象外とします。
- [改革3] 全員参加型の議論の場を設けます。
の三つの改革をします。これにより、発表者にとっては、「発表して良かった」、 「こんなに自分の研究を議論してもらえる場は素晴らしい」、「また次もWISSで発表したい」と思ってもらえる会議を、参加者にとっては、「参加して良かった」、 「視野が広がった」、「未来が見えてきた」と思ってもらえる会議を目指します。 WISSはこれまでも伝統的に先進的であり、学術会議でいち早くチャットを取り入れ、WISS Challengeや、斬新なプレゼンスタイルによって、議論を活発化してきました。WISS 2010では、これまで手つかずだった「論文」も改革し、参加者がより一層議論できる場面を増やすことで、発表者と参加者の双方にとって、より一層有意義な場を生み出したいと考えています。
是非、インタラクティブシステムとソフトウェアの現在と未来に関心のある方々の論文投稿及び会議参加をお待ちしています。例年通り、論文の口頭発表に加え、ポスター・デモセッションなどを予定していますが、論文テンプレートが変更(未来ビジョン欄が追加)されていますのでご注意下さい。
WISS 2010での三大改革
WISS 2010では、
- 1. インタラクティブシステムの未来の姿を明らかにしていくことで世の中に貢献
し、かつ、
- 2. 「未来の学術会議の姿」を時代に先駆けて示すことで世の中に貢献
することを狙って、以下の三つの改革をおこないます。
- [改革1] 「未来ビジョン」を書くことを必須とします。
- 論文末尾に「未来ビジョン」という固定サイズの記入欄をもうけ、そこで「この研究はどういう未来を切り拓くのか」を議論することを全投稿に義務付けます。さらに、登壇発表の最後でも、それを議論することを必須とします。未来ビジョンに何を書くかは自由で、例えば、「こういう未来社会が到来して欲しいから、我々の研究でこう貢献していきたい!」、「主張が大きすぎて本文中では書きにくかったが、この研究は、実はこういう気持ちで研究している」等の思いをアピールできます。
- [改革2] 評価実験は査読の対象外とします。
- 我々は評価実験の大切さを知っています。だからこそ、WISS 2010では新たな試みとして、評価実験を査読の対象外とします。これは[改革1] と連動しており、未来ビジョンを議論することを重視し、荒削りであっても新たな未来を切り拓く論文を採択するために、WISS 2010では試験的に、評価実験についての記載の有無は、採否に影響しないことを宣言します。ただし実装は義務づけますので、実装済みであることが判断できる説明を論文中に記して下さい。これは、未来を切り拓く研究の評価は、萌芽的な段階では困難なことが多く、むしろWISSの場で、評価方法を議論してもよいからです。研究を進める上で、また、国際会議や論文誌等に投稿する上では、評価実験の大切さは変わりませんので、WISSの「試み」の意図をくみ取って頂き、評価をないがしろにする風潮を生むことのないよう、ご配慮をお願いします。
- [改革3] 全員参加型の議論の場を設けます。
- 全参加者が、積極的に議論に加われる機会を生み出すために、宿泊型の学術会議であるメリットを最大限に生かし、各部屋ごとに、「今回の会議によってどのような新しい未来が切り拓かれたのか」を、議論する時間を設けます(2日目の晩の1時間を予定)。そこでは、各登壇発表の「未来ビジョン」を、各部屋ごとにXY軸を考えて一枚の未来俯瞰図上に位置付け、今回の会議での「未来を感じさせるキーワード群」を決めていきます。最終日の議論セッションで、各部屋の議論結果を1分ずつ登壇発表ができ、様々な考え方を参加者全員で共有できます。
他にも、より実りある会議となるよう、様々な工夫を計画しています。 楽しみにしていて下さい。
応募種別
- 登壇発表(査読あり)と、デモ・ポスター発表(査読無し)の二つのカテゴリで募集いたします。
論文募集から投稿をお願いします. 募集は終了しました.
- 会議をサポートするシステムの提案(WISS Challenge)も募集しています。
WISS Challenge 2010 をご覧下さい。 募集は終了しました.
- 表紙デザインの公募も行います。
表紙デザイン をご覧下さい。 募集は終了しました.
表彰
例年どおり最優秀論文賞、対話賞、発表賞の表彰を行います。WISS 2010ではそれに加えて、協賛企業からの表彰も行います。既に、WISS 2009同様、ソネットエンタテインメント株式会社の協力を得て「ソネット賞」の表彰が決まっています。 ソネット賞は,学生による登壇およびデモ・ポスター発表の中からエンタテインメント性に優れたものが対象で、各賞にはデジタル一眼カメラ、PS3+Move, PSP等の副賞が贈られます。
注意
- 採録された論文は論文集に掲載されます。また、会場内LANで配布される他、ワークショップ開始時にはインターネット上で一般公開されます。
- 原則として、すべての登壇発表の外部への動画中継を予定しています。ただし発表者が望まない場合には中継しません。部分的な中継禁止も可能です。
- 論文の著作権は著者に帰属します。
- WISSは合宿形式のワークショップで、2泊3日の宿泊参加をして頂くことが前提となります。昼間のセッションに加え、ナイトセッションでのディスカッションを行うほか、改革の3点目に掲げている通り今年は3日目に全員参加型の議論の場を予定しています。過去のWISSでは部分参加でも宿泊費等の減額はできないことがありましたのでご注意下さい。
スケジュール
問い合わせ
- Email: 2010 (at) wiss.org