WISS Challenge募集
WISSの発表・聴講・議論・記録をサポートし盛り上げる新たなシステムを募集します
インタラクティブシステムとソフトウェアに関するワークショップ (WISS) では、会議の場自体もよりインタラクティブにしていく試みを行うことが伝統となっています。 1997年に導入されたチャットシステムやサブ会場へのリモコンカメラでの中継から始まり、2004年からは「WISS Challenge」として「新たな試み」を公募し「Lock-on-Chat」など好評を博すシステムが登場しています。
WISS Challenge も今年で17回目を迎えます。WISS をより活発で有意義なワークショップとするためのチャレンジが目的ですが、我々は WISS Challenge 自体も進化させていきたいと考えています。その一環として今年はテーマ例を設定します。
募集要項
WISS2020では以下のようなシステムをWISS Challengeのテーマ例として特に歓迎します。またそれ以外のテーマも歓迎します。
- リモート発表・聴講・質疑を支援するシステム
- 緊急回避措置として、オンラインでの学会開催が広く行われるようになりましたが、これを支援してよりよい意見交換や交流につなげる技術はまだ確立していません。今年は、オンライン会議における発表・聴講・質疑の活性化および高度化に貢献するシステムの提案を歓迎します。
- 事前コミュニケーション支援のアイディア
- WISS 2019では参加登録者全員をSlackに招待し、オンラインの事前コミュニケーション環境を利用していただきましたが、WISS 2020でも同様に事前コミュニケーション環境を提供する予定です。この環境を利用して、Slackbotの利用など、「WISSが始まる前からWISSは始まっている」というような盛り上がりを作るアイディアを募集します。
応募方法
以下の内容をページ最下部の問合せ先にご送付ください。(期限:11月25日(日))
- 企画提案書(PDFファイル、書式は任意、A4サイズで1~2枚程度)
- 代表者名
- 連絡先メールアドレス
制約等
- 学会の運営に支障を来さないようにしてください。
- 他のシステムや参加者を妨害しない/大きな迷惑にならないようにしてください。
- なるべく多くの参加者が (同時に) 利用できることが望ましいです。 (WISS の参加者は150~200名程度です)
- 個人情報および知的財産権の取り扱いにご注意ください。
- WISS参加者には申込時に「WISS会期中に利用する WISS Challenge 関連システムの利用記録について、個人が特定されない形での研究利用を許可します」という項目への同意を求めますので、これを前提にしていただいて構いません。
- 学会側で用意する中継以外の音声・映像の中継はプライバシ管理が極めて難しいので禁止します。
- 専用のハードが必要で少人数にしか対応できない場合や、多人数での運用に不安がある場合などはご相談下さい。
環境
- サーバ等でオンライン会議の開催に追加で必要となる機材は基本的に提案者側で用意していただきます。(プロジェクタ用のスクリーン等は可能な限り会場で用意する予定です)
- 参加者のネットワーク帯域にご留意ください。
- オンライン会議システムに何らかの連携を希望する場合にはご相談ください。
その他
- WISS 参加者が実際にそのシステムを使ってくれる・役立ててくれるかどうかは、システムとその運営次第です。
- 計算機を用いたシステムでなくとも構いません。
応募後の流れ
- 応募された企画はプログラム委員会にて審査し、採否を決定します。
- 採択された企画は、応募者に実装及び WISS 2020 にて設営・運営をしていただきます。
- 学会の運営や会場の都合、他の企画との調整などのために仕様の変更をお願いすることがあります。そのため、実装・設営・運営は必要に応じて随時プログラム委員会との議論の上で進めて頂きます。
- WISS 開会時に使用方法などの説明のために3分程度のプレゼンテーションを行えるようにする予定です。
応募先・問い合わせ先
WISS Challenge 2020 担当
入江 英嗣(東大) 2020challenge at wiss.org