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WISS Challenge 2014
WISS Augmented-Conference System Challenge
〜WISSの発表・聴講・議論・記録をサポートし盛り上げる新たなシステムを募集します〜
インタラクティブシステムとソフトウェアに関するワークショップ (WISS) では、会議の場自体もよりインタラクティブにしていく試みを行うことが伝統となっています。 1997年に導入されたチャットシステムやサブ会場へのリモコンカメラでの中継から始まり、2004年からは "WISS Challenge" として「新たな試み」を公募し「Lock-on-Chat」など好評を博すシステムが登場しています。
WISS Challenge も今年で11回目を迎えます。WISS をより活発で有意義なワークショップとするためのチャレンジが目的ですが、我々は WISS Challenge 自体も進化させていきたいと考えています。その一環として今年はテーマを設定します。
テーマ
1. 質問支援システム
学会などの口頭発表の場では、「質問者が固定されがち」ということが問題として取り挙げられます。なるべくいろいろな参加者から質問が出るとよりおもしろい場になると思われますが、慣れない人には敷居が高いかもしれません。チャットで疑問を投げかければ充分、と思う人もいるかもしれませんが、やはり口頭で質問し発表者と直接議論したほうが場を盛り上げることができるでしょう。一方で聴衆側からすると「いつものあの人の質問に期待」のようなこともありえます。どうすれば、質問に立つことに慣れていない人を支援し、より活発な質問の場を作ることができるでしょうか? 質問者・座長・聴衆の視点からさまざまなアイディアを考えて下さい。
2. ローカルネットワーク活用
会場の都合上、外部とのネットワーク接続はあまり太くありませんが、会場内のネットワークはかなり充実しています。これを活用してワークショップを進化させるアイディアを考えて下さい。
これらのテーマ以外の企画も例年通り募集致します。
募集要項
上記のテーマに沿う、あるいはその他の、以下のようなシステムを募集します。
- 学会参加者 (以下、参加者) による発表・聴講・質疑の質を向上させるシステム
- 休憩時間や懇親会など、会期中様々な場所でWISS参加者が行う議論、コミュニケーションを活性化させるシステム
- WISS2014の全容、もしくは一部を写真、音声、動画などさまざまなメディア・モダリティで記録し、効果的に閲覧できるシステム
応募方法
- 企画提案書(PDFファイル、書式は任意、A4サイズで1〜2枚程度)
- 概要
- 使用機材、おおよその消費電力
- ユーザが使うにあたって必要な機材・環境
- 代表者名
- 連絡先メールアドレス
制約等
- 学会の運営に支障を来さないようにしてください。
- 他のシステムや参加者を妨害しない/大きな迷惑にならないようにしてください。
- なるべく多くの参加者が (同時に) 利用できることが望ましいです。 (WISS の参加者は150〜200名程度です)
- 個人情報および知的財産権の取り扱いにご注意ください。
- WISS参加者には申込時に「WISS会期中に利用する WISS Challenge 関連システムの利用記録について、個人が特定されない形での研究利用を許可します」という項目への同意を求めますので、これを前提にしていただいて構いません。
- 学会側で用意する中継以外の音声・映像の中継はプライバシ管理が極めて難しいので禁止します。
- 専用のハードが必要で少人数にしか対応できない場合や、多人数での運用に不安がある場合などはご相談下さい。
環境
- 参加者がノートPC(Win/Mac)を持っていることは仮定して構いませんが、サーバ等で必要な機材は基本的に提案者側で用意していただきます。(プロジェクタ用のスクリーン等は可能な限り会場で用意する予定です)
- 会場内のローカルネットワークは用意されます。
- 口頭発表会場以外でのローカルネットワークへのアクセスは現地の状況に依存します。
- 外部ネットワークとの接続は、帯域等に制限があります。
- 会場内のチャットシステムはプログラム委員会にて用意する予定です。何らかの連携を希望する場合にはご相談ください。
- 現地の状況などによっては、これらの想定が変わることもありますのでご了承下さい。
- 会場についての詳細情報 (部屋の広さや電源、ネットワーク環境など) が必要な場合はご相談ください。
その他
- WISS 参加者が実際にそのシステムを使ってくれる・役立ててくれるかどうかは、システムとその運営次第です。
- 計算機を用いたシステムでなくとも構いません。
応募後の流れ
- 応募された企画はプログラム委員会にて審査し、採否を決定します。
- 採択された企画は、応募者に実装及び WISS2014 にて設営・運営をしていただきます。
- 学会の運営や会場の都合、他の企画との調整などのために仕様の変更をお願いすることがあります。そのため、実装・設営・運営は必要に応じて随時プログラム委員会との議論の上で進めて頂きます。
- WISS 開会時に使用方法などの説明のために5〜10分程度のプレゼンテー ションを行えるようにする予定です。
応募・問い合わせ先
- WISS Challenge 2014 担当 野嶋 琢也(電通大)
- E-mail: 2014challenge <at> wiss.org