contents
  1. WISS Augmented-Conference System Challenge
    1. 〜今年もWISSの発表・聴講をサポートし盛り上げる新たなシステムを募集します〜
  2. システム要件
  3. 応募方法とその後の流れ
  4. 問い合わせ
  5. 参考URL
  6. 参考データ

WISS Challenge 2006

WISS Augmented-Conference System Challenge

〜今年もWISSの発表・聴講をサポートし盛り上げる新たなシステムを募集します〜

インタラクティブシステムとソフトウェアに関するワークショップ (WISS) では、論文発表の場自体もインタラクティブであることが伝統となっています。 1997年に導入されたチャットシステムやサブ会場へのリモコンカメラでの中継をはじめとして、hiki や電子投票、「へぇボタン」などネットワークを利用したさまざまな試みが行われ、会場の雰囲気は他に類を見ないものとして知られています。しかし、WISSをより活発で有意義なワークショップとするためには、さらにいろいろなアイデアを採り入れ、もっとさまざまな試みを続けていかなければなりません。

2004年からは「WISS Challenge」として「新たな試み」を公募し、「Lock-on-Chat」など好評を博すシステムが登場しています。 WISS2006 でもまた「WISS Challenge」を行います。これまでのWISSに参加し、もしくは話を聞いて、何か新しいアイデアが沸いていませんでしょうか? WISSは、論文発表やデモを行うだけでなく、作ったシステムを 100人規模のユーザで実際に運用してみることができる場でもあります。是非とも、学会の発表や聴講をサポートし盛り上げる新たなシステムを提案・開発・運用して、WISSの歴史に名を刻んでください。

システム要件

募集するシステムは、

  • ネットワークを利用し、学会参加者が発表を行いまた聴く際に活用できるシステム
  • 特に、発表者と聴衆、聴衆どうしのコミュニケーションを活発化するようなシステム

であり、

  • 多数の参加者 (数十人〜150人程度) が (同時に) 利用できる

ものとします。

[例]

  • 投票システム
  • 参考資料自動収集システム
  • プレゼンテーションや質疑応答、会場の雰囲気をストリーミングするシステム
  • ユーザは各自のノートPCを持ち、会場のネットワークに接続できることを前提にして構いません。無線LANもおおよそ使えるでしょう。ユーザのPCにソフトウェアをインストールする必要がある場合は、極力マルチプラットフォーム対応であることが望まれます。
  • 外部のネットワークへの接続も利用できますが、あまり広い帯域は保証できません。
  • 会場周囲 (廊下等) からのネットワークアクセスは現地の状況に依ります。
  • 基本的に、WISSの開会から閉会まで、通常セッション中は運用し続けられるようにしてください。
  • 上記以外でも学会の発表・聴講に際して活用できるシステムの提案であれば受け付けます。

応募方法とその後の流れ

  • 参加単位は個人でもグループでも構いません。大学や組織を跨るグループも可です。応募後にグループに参加するメンバーが増えても構いません。
  • A4一枚の提案書 (目的、使用方法、具体的な構成がある程度は解るもの) と必要と思われる機材・リソースのリストのファイルを、後述のアドレスへ 2006年8月31日(木) までに電子メールにて提出してください。代表者の氏名、所属、連絡先も忘れずにお知らせください。
  • 提案の内容に加え、実際に会場で利用できるリソース等を考慮して審査を行い、採否を決定します。
  • 採用された提案 (通知は9月下旬の予定) はもちろん WISS2006 で実際に設置し運用して頂きます。運用期間は開会から閉会まで、基本的に通常セッション中は稼動しているものとします。設置は、初日の午前中もしくは前日から開会までの間に行います。
  • 採否決定後は、各システムの連携なども相談できるよう、メーリングリストを作成する予定です。
  • 全体の運用方法は提案の状況などに応じて決定する予定です。
  • 開会時に使用方法などの説明のために5〜10分程度のプレゼンテーションを行えるようにする予定です。

問い合わせ

  • WISS2006 プログラム委員会
  • WISS Challenge 担当: 綾塚 祐二 (ソニーコンピュータサイエンス研究所)
  • E-Mail: wiss-challenge2006 at il.csl.sony.co.jp

WISS2006 に関しては こちら をご覧下さい。

参考データ

  • WISS'97: IRC, ComicChat、サブ会場へのリモコンカメラでの中継
  • WISS'99: ChatScape
  • WISS2000: チャットコンペ (SUCOP, IBNRチャット)
  • WISS2002: Alice
  • WISS2003: Hiki, 電子投票, へぇボタン
  • WISS2004: Lock-on-Chat, firefly, 非接触ICカードを用いたポスターセッション向け投票システム, XCASTを用いたストリーミング配信システム
  • WISS2005: Lock-on-Chat2, ビデオメッセージ・コミュニケーションシステム, Polyphonet
  • WISS2006: ?
Last modified: 2006-07-13