水平振動を用いた机上群ロボットシステム

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著者/Authors

福嶋政期 電気通信大学人間コミュニケーション学科
橋本悠希 電気通信大学大学院人間コミュニケーション学専攻
梶本裕之 電気通信大学

概要/Abstract

近年, コンピュータ中の情報を机上の実物体で現し, タンジブルメディアとする机上インタフェースが多く提案されている. しかし, 従来の机上インタフェースの多くは, 机の下から物体に駆動力を与えるために装置自身が大型化してしまいがちであり, また, 物体自身に駆動力を持たせると物体の小型化が難しくなるため, 装置と物体の両方の小型化は困難であった. 我々は机自身を水平方向に振動させる事で机上の物体に駆動力を与えるという新たな手法で机上インタフェースを試作した. 本システムは机の振動の周波数と振幅に物体の速度が依存するので, 物体の高速化を行いやすい. また物体側に取り付けた電磁石のONとOFF のタイミングを制御するだけで物体を任意方向に駆動させられるので複数物体を個別に移動させることが容易である.

キーワード/Keywords

机上インタフェース、群ロボット、触覚ディスプレイ


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