Sphere Anchored Map:大規模2 部グラフの3D描画手法
Sphere Anchored Map : Drawing Technique for Large-scale Bipartite Graphs in 3D Space
著者/Authors
伊藤隆朗 | Takao Ito | 筑波大学第三学群情報学類 |
三末和男 | Kazuo Misue | 筑波大学大学院システム情報工学研究科コンピュータサイエンス専攻 |
田中二郎 | Jiro Tanaka | 筑波大学大学院システム情報工学研究科コンピュータサイエンス専攻 |
概要/Abstract
アンカーマップは,2 部グラフの一部のノードを2D の円周上に配置することで関係構造の 把握を助ける描画手法である.スフィアアンカーマップは,より大規模な2 部グラフの描画に対応できる よう2D のアンカーマップを3D に拡張したもので,一部のノードを球面上に配置する描画手法である.こ の際,ノードの球面への配置方法や,3D 構造を読み取るための閲覧方法が問題となる.そこで,スプリン グモデルの力の制御を利用した球面へのノードの配置方法を開発した.また,閲覧者の3D 構造の把握を支 援するため,レイアウトしたグラフを回転できるようにし被写界深度を用いた奥行き表現を行った.
キーワード/Keywords
グラフ描画,2部グラフ,3次元レイアウト