6 面体型タッチパネルを用いたコマンド入力デバイスの提案
Cuboid Command Input Device Wrapped by Six Touch Panels
著者/Authors
鈴木文子 | Ayako Suzuki | 大阪電気通信大学大学院総合情報学研究科デジタルゲーム学専攻 |
沼田哲史 | Satoshi Numata | 大阪電気通信大学総合情報学部デジタルゲーム学科 |
魚井宏高 | Hirotaka Uoi | 大阪電気通信大学総合情報学部デジタルゲーム学科 |
概要/Abstract
現在,多くのアプリケーションソフトウェアでは,多数の機能に対応して多くのメニュー項 目が用意されている.これらのメニュー項目から使いたい機能を効率よく選択するために,Microsoft Word の設定パレットなど,類似した機能がまとめて配置されたウィンドウが用意されていることが多い.このよ うなウィンドウの操作は通常マウスによって行われ,グループの識別とメニュー項目の選択が同時に行われ るが,グループの区別が実世界のデバイス上に反映されていればグループの識別が容易になり,さらに便利 になるのではないかと考えた.そこで本研究では,アプリケーションにおける代表的なメニューのグループ を6 面体の各面に割り当てることで,直感的にメニュー項目を探索し操作できる6 面体型のデバイスを提 案する.
キーワード/Keywords
ヒューマンインタフェース,コマンド入力,タッチパネル