持ち運び可能な傘型仮想音響場生成デバイス
The portable umbrella device generating virtual sound field
著者/Authors
神山友輔 | Yusuke Kamiyama | 慶應義塾大学環境情報学部 |
田中 舞 | Mai Tanaka | 慶應義塾大学環境情報学部 |
田中浩也 | Hiroya Tanaka | 慶應義塾大学環境情報学部 |
概要/Abstract
傘と人とのインタラクションデザインの研究は, 近年数多く行われてきている. しかし, 既往 研究として挙げられるものには, 視覚的な情報提示を行なったものが多く, 一箇所への注目を必要とするこ とから, 歩きながらの実用に優れているとは言いがたい. そこで我々は, 現状の問題点を解決すべく, 日常的 に利用可能なアンビエントデバイス, 持ち運び可能な傘型仮想音響場生成デバイスの研究を行う. 傘のドー ム状の形態を利用し, 各部に設置した振動子により立体音響を作り出すことによって, 仮想音響場が傘の下 に生まれる. これによって, 聴覚情報の提示を行なうことの出来る, ユーザーにとって邪魔にならないデバイ スが実現できた.
キーワード/Keywords
傘,ポータブル,仮想音響場,3次元音響
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