WISS 2000 Program
★はロング発表(30分)、それ以外はショート発表(20分)です。
12月6日
13:00-13:40 受け付け
13:40-14:00 オープニング
14:00-15:00 セッション1: 対話技法 (60min) 座長: 松岡 (東工大)
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Protractor: 機能の可視化に注目した両手操作可能な図形描画システム
中村聡史,塚本昌彦,西尾章治郎
(大阪大学)
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ToolStone: 多様な物理操作を可能にする入力デバイス
暦本純一, Eduardo Sciammarella
(ソニーCSL)
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ファジィスプライン曲線の分割処理に基づく書描弁別法の提案
豊原純平, 佐賀聡人
(室蘭工大)
15:20-17:30 セッション2: コミュニケーション (130min) 座長: 安村 (慶応大)
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時間構造を有する行動記述系とその会話システムへの適用 ★
坂本彰司 鈴木紀子 岡田美智男
(ATR)
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時空間メール: 時空を超えるメッセージ
上田宏高,塚本昌彦,西尾章治郎
(阪大)
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オンラインコミュニケーションを用いた効果的なプレゼンテーシ
ョンシステム
藤松信也,魚井宏高
(大阪電通大)
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ChatScape: 画像と文字で日常を記録するコミュニケーションシステム
綾塚祐二, 松下伸行, 暦本純一
(ソニーCSL)
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「超・印象」を与える動作の創発:舞踊における運動と印象の関係性の定量化
星野 聖,神里志穂子,新垣 武
(琉球大)
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オブジェクト指向型テレイグジスタンスによるロボティックユーザインタフェース−形状共有システムの提案と試験的実装−
関口大陸, 稲見昌彦, 舘 日章
(東大)
18:00-19:00 夕食
19:00-20:40 ポスター・デモセッション(1) (100min)
詳細は下記参照
12月7日
9:00-10:10 セッション3: 視覚化(1) (70min) 座長: 徳田 (慶応大)
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移動速度に応じた自動ズーミングによる効率的ナビゲーション ★
五十嵐健夫(東大), Ken Hinckley (Microsoft)
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情報視覚化におけるDistortion-oriented技術のデータベースインデックスへの適用
中西泰人 小池英樹
(電通大)
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納豆ビューの技術を用いた表計算ソフトウェアの視覚化
塩澤秀和
(東京電機大)
10:30-11:40 セッション4: 視覚化(2) (70min) 座長: 久世 (日本IBM)
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演算部品の連結を用いたデータベース可視化の定義
杉渕剛史,田中 譲
(北大)
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データ構造の視覚的カスタマイズとプログラム実行の視覚化
小川 徹、田中二郎
(筑波大)
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Chorus: モジュール機構を備えた幾何制約解消系 ★
細部博史
(国立情報研)
12:00-13:00 昼食
13:00-14:40 ポスター・デモセッション(2) (100min)
詳細は下記参照
15:00-17:00 セッション5: 実世界指向 (120min) 座長: 尾内(電通大)
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ハイパーギャラリー:仮想展示空間と実展示空間を融合したデジタルミュージアムのための展示情報空間 ★
越塚登, 新堂克徳, 今田庸介, 重定如彦, 石渡要介 ,鵜坂智則, 坂村健
(東大)
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Digital Reminder: ユーザの視点からの実世界指向データベースの構築と
そのインタフェース〜視線を用いた視覚情報の動的獲得と提示〜
吉田将志, 吉高淳夫
(広島大)
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コミュニケーションツールのための簡易型AR システム ★
椎尾一郎, 山本吉伸*
(玉川大, *電総研)
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Wearable Key: 触ることで個人化されるユビキタスコンピュータ環境
松下伸行, 田島 茂, 綾塚祐二, 暦本純一
(ソニーCSL)
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カメラで読みとる赤外線タグとその応用
青木 恒
(東芝)
17:20-19:00 セッション6: 目と耳と口 (100min) 座長: 大渕 (山梨大)
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IMPACT: 視線情報の再利用に基づくブラウジング支援法 ★
大野健彦
(NTT)
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ヒトの視覚特性に基づく時系列画像中の注視物体追跡
小渡悟,星野聖
(琉球大)
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音声補完: 音声入力インタフェースへの新しいモダリティの導入 ★
後藤真孝, 伊藤克亘, 秋葉友良, 速水 悟
(電総研)
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継承関係の可聴化
大澤範高
(文部省)
19:20- 懇親会
12月8日
9:00-10:10 セッション7: 検索・ナビゲーション (1) (70min) 座長: 垂水 (京大)
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情報探索のための動的ラベルサンプリングの設計と実装 ★
舘村純一
(東大)
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社会的情報組織化を用いたWWWデザイン画像ナビゲーションシステム
鈴木啓介, 舘村純一
(東大)
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Cinema City:視覚情報と音情報を利用した多次元データのブラウジング検索システム
藤井崇志, 今里裕之, 小池英樹
(電通大)
10:30-11:30 セッション8: 検索・ナビゲーション (2) (60min) 座長: 萩谷 (東大)
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検索と例情報を活用した情報管理手法Q-Pocket
増井俊之
(ソニーCSL)
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Web遷移図を用いたWebアプリケーション生成系
鈴木徹也, Kornkamol Jamroendararasame, 松崎智広, 徳田雄洋
(東工大)
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TextExtractor: Webブラウザ上での操作履歴を用いたテキスト部分抽出
土方嘉徳, 青木義則, 古井陽之助, 中島 周
(日本IBM)
11:30-12:00 クロージング
12:00 各自解散(但し、プログラム委員はPC委員会)
ポスター・デモセッション詳細(時間帯等は未定)
ポスターセッションタイトルリスト
- 音声とシナリオ記述を用いた動画閲覧時間短縮のための一考察
青柳滋己、佐藤孝治、高田敏弘、菅原俊治、尾内理紀夫
- 視覚障害者のためのWeb Content Transcoding System(1)
浅川智恵子、高木啓伸、前田潤治、福田健太郎
- インターネットラジオプレーヤーの提案
荒川健介、市川快、和野恵介、権藤広海、山根信二、村山優子
- SpaceTagを利用したチャットシステム
PetAvatar
伊藤佑輔、森下健、垂水浩幸、上林弥彦
- AR Browser: Webページに対するマルチメディアActive Reading
大友亮、吉高淳夫、平川正人
- 電子ペットを用いた対話型心拍トレーニング支援システム
大野彩子、樋口文人、安村通晃
- ユーザの視線方向の実時間計測とそのデスクトップ作業への応用
北島光太郎、佐藤洋一、小池英樹
- Javaと相互呼び出し可能な対話型オブジェクトシステム
窪田貴志、湯浅太一、倉林則之、八杉昌宏、小宮常康
- 話題と関心の類似性に基づくコミュニケーション支援
倉林則之、湯浅太一
- 実画像からの高精細3次元画像モデル作成法
栗原聡、齋藤達也、小檜山賢二
- プログラム実行履歴情報を用いたソースコード読解支援システム
首藤達生、寺田実
- E2-board: ゲームおよびグループ活動支援のための電子的にエンハンスされたボード
杉本雅則、楠房子、橋爪宏達
- PCベースの記録可能な複合現実環境の実現を目指して
瀬川真智子、藤代一成
- Faxを用いたWWW上のデータベースの構築と利用
瀬川典久、対馬伸行、宮崎正俊
- 視覚障害者のためのWeb Content Transcoding System(2)
高木啓伸、浅川智恵子、前田潤治、福田健太郎
- 実操作を伴うユーザとの対話による入力機器のデザイン
竹之内博史、安村通晃
- 机型実世界指向システムにおける両手による直接操作の評価
陳欣蕾、小池英樹、中西泰人、佐藤洋一、小林貴訓
- 巡視点検映像データベースのための照度補正および設備識別用マーカ
堤富士雄
- HTTPによるオープンなサイバースペースの実現
中尾太郎、小川剛史、塚本昌彦、西尾章治郎
- Programming by Demonstrationにおける操作列の分割
服部隆志
- 漢字の多義性を利用した二次元メニュー選択手法の提案
樋口三郎、魚井宏高
- inlineLink: 文書挿入型リンク機能を用いたハイパーテキスト閲覧
三浦元喜、志築文太郎、田中二郎
- 社会的類似度と内容の類似度を利用した映画情報の視覚的ブラウジング
村田雄貴、舘村純一
- オフライン紙ユーザインタフェースのための例による図形認識プログラミング
山下大輔、高木啓伸、萩谷昌己
- TapWorld:靴型インタフェースを用いた遠隔コミュニケーション
吉川貴、安村通晃
デモセッションタイトルと概要
- 自動搬送ラインの設計支援のための物流シミュレータ
高橋圭一 (室蘭工業大学)
概要:
自動搬送ラインの設計支援ツールとして,物流シミュレータQC-SIMを提案する.自動搬送ラインは,搬送機器,材料,センサ,制御用コンピュータなどの機器で構成される.QC-SIMでは,それぞれ機能をもったアイコン状の部品として格子状の2次元空間に配置できる.設計者は,これらの部品を用いて搬送機器の配置位置やセンサのセンシング範囲を設計できる.また配置した搬送機器の部品に搬送時間を入力し,制御プログラムを実装することで,材料の動きをアニメーションとして見ることができる.このアニメーションにより,設計者が設計結果の良否を視覚的に確認することができる.
- 見えログ: 情報視覚化とテキストマイニングを用いたログ情報ブラウザ
高田 哲司 (電気通信大学)
概要:
システム管理者にとって計算機に記録されているログを調査する事は重要である.しかしログ情報とは文字による膨大な量の情報であるため,その調査は単調で時間のかかる作業となる.またログには様々な情報が記録されているため,種々の異常を表す情報の抽出は困難であるという問題もある.それゆえ,本作業は敬遠され,遂行されない傾向がある。
そこで本研究では,情報視覚化とテキストマイニングを用いたログ情報ブラウザ"見えログ"を提案する.本システムではログに対してテキストマイニングを適用し,
ログの調査に有用と思われる特徴情報を抽出する。さらにこの特徴情報を元のログ情報を組み合わせて視覚化することにより,人間によるログ情報の把握を支援する
とともに,システム管理者が注目すべきと推測されるログ情報を明示することが可能となる.結果として,人間によるログの調査作業を支援することが可能である.
- ファジィスプライン曲線の分割処理に基づく書描弁別法の提案
豊原 純平 佐賀 聡人(室蘭工業大学)
概要:
現在、手書きインタフェースに関する技術として、手書き文字認識、手書き図形認識の手法が数多く提案されている。しかし、コンピュータに手書き入力する場合、入力するデータによって文字認識と図形認識のモードを切替える必要があり、一貫した操作で入力できないのが現状である。そこで、本稿では、モードレスな入力を実現するための技術として、手書きストロークを文字と図形に弁別する「書描弁別法」を提案する。この手法は、手書きストロークの形状とその描画動作から、手書きストロークを文字を表すストローク「書」と図形を表すストローク「描」に弁別する手法であり、次のような特徴を持つ。(1)ストローク個々の情報のみを利用する汎用的な手法である。(2)形状の類似した文字と図形でも、それぞれの描画動作の特徴によって弁別することが可能である。
以上のような特徴を持つ書描弁別法の具体的な利用例として、書描弁別法と文字認識処理、図形認識処理を用いて、文字と図形のモードレスな入力が可能な簡易手書きアプリケーションを試作した。
- 初心者のための3Dペイントシステム・カメレオン
五十嵐 健夫 (東京大学)
概要:
3次元モデルに色を塗るためのシステムのデモを行う。従来の3Dペイントシステムでは、2次元のビットマップを3次元のモデルに対応させるマッピング(UVmapping)が固定されていたために、場所によってテクスチャが著しく歪むという問題があった。本システムでは、ユーザのペイント作業内容に応じて動的にUVマッピングを構成することによって、歪みを最小限に押さえている。
- 汎用連想計算エンジン GETA に基づく連想検索システム LACE
西岡真吾、今一修 (日立製作所)
概要:
計量の差換えが可能な連想エンジン GETA に基づいた、大規模コーパスの高速文書連想検索を行う検索システム LACE を紹介する。
- 複数ポインティング入力システム
福地健太郎 (東京工業大学)
概要:
複数ポインティング入力システム(Multiple Pointing Input System)は、
ユーザーが複数のポインティング入力デバイスを同時に操作できるシステムであり、
アプリケーションに特化しない、汎用な入力システムを目指している。
我々はビデオ入力を用いたプロトタイプシステムを構築しており、
本システム上では8個のポインティングデバイスを同時に操作する事ができる。
デモセッションでは、プロトタイプシステムと、その上で動く簡単なアプリケーションのデモを行う。
- WebBrowserMusic: WWW可聴化システム
江渡 浩一郎、山口 優 (国際メディア研究財団)
概要:
WebページはHTMLという抽象的なタグ構造をもったデータが視覚的に表示されたものであるが、身体的な感覚と比較すると抽象度が高く、記憶に残りにくい。Webページに含まれるタグ構造やリンク構造を元に自動的に音楽を生成し可聴化することにより、Webページの情報に身体性を付与し、ページの印象を記憶に残るようなものとする。単純な警告音のような音でなく、知覚に負担をかけずに情報を伝え、同時に美的感覚を想起させるような音とすることを試みる。
- Flat3D:Drawing a 3D Scene with Freehand Sketching
飛田博章 (Sony CSL)
概要:
3次元シーン構築ツール「Flat3D」では、 2次元のスケッチをベースとした操作ですべての描画を行い、 3次元空間上に2.5次元的なシーンを簡単に構築することができます。
複数のユーザがこのようなツールを用いて共有3次元空間上でシーンを描きながらコミュニケーションをとることや、作ったシーンデータをメールで交換することの面白さをにも注目しています。
今回は、等身大ディスプレイ上でペン入力によるデモを行います。
- カメラで読みとる赤外線タグ Balloon Tag
青木 恒(東芝)
概要:
ショートペーパー「カメラで読みとる赤外線タグとその応用」で発表する赤外線
タグ Balloon Tag が実際に動作する様子をデモします。
- 2つのマウスを用いた文字入力システム
中村聡史,塚本昌彦,西尾章治郎 (大阪大学)
概要:ウェアラブル環境において特に有効だと考えられる予測例示を用いたダブルマウス文字入力システムについて
オンライン・チャットシステム参加チーム(詳細・時間帯等は未定)
- 塚本,小川,中尾(大阪大学)
- 藤松,沼田,魚井,樋口(大阪電通大)
ISSホームページに戻る Up$Date: 2000/10/03 mailto:uoi@isc.osakac.ac.jp